学資保険を解約してジュニアNISAにぶっこんだ話
子どものために学資保険に入っているけど、これで本当にいいのか不安だ。
そう思いながら、毎月1.3万円を払い続けていた。
結論から言うと、ぼくは学資保険を解約してジュニアNISAにぶっこみました。解約金ごと全部。制度終了後も継続運用中で、息子の大学費用に充てる予定です。
この記事では、その判断に至った経緯と、ジュニアNISA廃止後の今どうなっているかを正直に書きます。「学資保険のままでよかったのか」と気になっている人に参考になるはずです。
学資保険に月1.3万円払っていた
離婚して息子と2人暮らしになってから、「この子の将来のお金だけは守らないといけない」という気持ちが強くなった。
とりあえず学資保険に入った。月1.3万円。
よくわからないまま加入したが、「保険会社が運用してくれる」「満期になったらまとまったお金が戻ってくる」という安心感があった。
とりあえず入っておけば安心、という判断だった。今思えば、それが一番危ない判断だった。
「これ、ジュニアNISAでよくない?」と気づいた
きっかけはぼく自身の投資経験でした。
当時、旧つみたてNISAで年間40万円をS&P500に積み立てていた。数年続けてみて、「長期で積み立てれば増える」という感覚が体でわかってきました。
そのとき初めて学資保険と比べてみた。
学資保険の返戻率はだいたい100〜105%程度。つまり20年かけてほぼ元本と同じか、少し増える程度です。
一方でS&P500のインデックス投資は、長期で見れば年平均7〜10%程度の成長が期待できると言われています。
「同じお金を20年運用するなら、どちらが息子のためになるか」
答えはすぐ出ました。
→ ほったらかし投資の考え方はこちら 投資が怖かった自分が「ほったらかし投資」を始めた話【新NISA・楽天証券】
学資保険を解約した。解約金もぶっこんだ
決断してからは早かった。学資保険を解約して、解約金も合わせてジュニアNISAにそのまま投資した。
正直、解約するときは少し怖かった。「保険をやめる」というのは心理的なハードルがある。担当者に電話したとき「本当によろしいですか」と3回聞かれた。3回とも「はい」と答えた。
ただ学資保険はあくまで「貯蓄型」であって、死亡保障としての機能はほぼない。万が一の保障は別で準備すればいい、と整理できてからは迷わなかった。
銘柄はS&P500一択にしました。ぼくのNISAと同じです。難しいことは考えませんでした。
証券口座はまだ持っていない人は、DMM株でNISA口座を開設する(PR)のが一番手続きがシンプルでした。
3年積み立てたところでジュニアNISAが終了した
順調に積み立てていたら、ジュニアNISAの制度終了が発表された。
2023年末で新規投資終了。正直「やってしまったか」と思った。
ただここで意外な展開があった。
制度終了に伴い、「18歳まで原則引き出せない」という縛りが撤廃されたのだ。
これは地味にでかかった。以前は急な出費が必要になったときに怖かった。でも縛りがなくなったことで、いざとなれば引き出せる安心感が生まれた。
結果として、ジュニアNISA廃止は「ピンチ」ではなく「むしろ使いやすくなった」という結末だった。制度終了に感謝することになるとは思わなかった。
今も継続運用中。S&P500で大学費用へ
現在も継続して運用中だ。
息子はまだ18歳未満なので、非課税のまま運用を続けられる。銘柄はそのままS&P500。相場が上がっても下がっても、基本的にほったらかしだ。
目標は息子の大学費用。理系に進んだら4年で数百万円かかる。全額を賄えるかどうかはわからないが、「何もしていなかった場合」との差は確実に出るはずだ。
学資保険の返戻率100〜105%の世界と、インデックス投資の期待リターンの差を考えると、あの判断は間違っていなかったと思っている。
→ 新NISAを月いくらで始めるかはこちらも参考に 新NISAは月1万円でも意味ある?40代シングルファーザーが考えたこと
学資保険とジュニアNISA、結局どっちがよかったか
正直な比較をすると、こうなります。
学資保険のメリット
- 元本保証に近い安心感がある
- 親に万が一のことがあっても保険料が免除される商品がある
- 「強制的に積み立てられる」仕組みがある
ジュニアNISAのメリット
- 運用益が非課税
- 長期で見ると学資保険より増える可能性が高い
- 廃止後は自由に引き出せる
ぼくの場合、すでに自分のNISAで投資に慣れていたこと、別途死亡保険に入っていたことが判断の前提にあった。
投資が初めての人、万が一の保障が他にない人は、学資保険の安心感が必要な場合もある。ただ「とりあえず学資保険」という選択をする前に、一度比べてみる価値はあると思う。
「自分の家計でどちらが合っているか判断できない」という人は、FPに相談してみるのが一番早い。家計全体を見た上でアドバイスをもらえるので、独りで悩むより答えが出やすい。
ただ、
- 学資保険を続けるか迷っている
- 教育費と死亡保障をどう分けて考えるか整理したい
- 家計全体というより、まず保険だけ先に見直したい
この段階なら、FP相談より保険相談の方が話が早いこともあります。
教育費と保険の関係を先に整理したい人は 無料保険相談はしつこい?シングルファーザーの体験ベースで整理 も合わせてどうぞ。
→ 固定費全体を見直したい人はこちら 固定費を見直したら月1万円以上浮いた話
※この記事はぼく個人の体験談・調査に基づく情報です。投資・保険・金融商品の判断は自己責任でお願いします。必要に応じてFP等の専門家にご相談ください。
まとめ
- 学資保険の返戻率は100〜105%程度・長期投資と比べると見劣りする
- 解約金ごとジュニアNISAに移す判断は結果的に正解だった
- ジュニアNISA廃止で18歳までの縛りがなくなり、むしろ使いやすくなった
- 今も継続運用中・息子の大学費用に充てる予定
- 「とりあえず学資保険」の前に一度比べてみる価値がある
子どもの教育費が不安なら、まず今の学資保険の返戻率を確認してみよう。
返戻率が105%以下なら、投資との比較をする価値は十分ある。比較した上で「やっぱり学資保険の方が安心」と思えば続ければいいし、「投資の方が合っている」と思えば切り替えればいい。どちらにせよ、一度比べるだけで見え方が変わるはずだ。
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よくある質問
Q. 学資保険を途中解約すると損しますか? A. 加入から短期間での解約は元本割れする場合が多い。ただ長期で見た場合、学資保険の返戻率と投資の期待リターンを比較すると、投資の方が有利になる可能性が高い。解約前に返戻率と残り期間を確認した上で判断するのがおすすめ。
Q. ジュニアNISAは終了しましたが、今から子どもの資産形成はどうすればいいですか? A. 2027年からこどもNISAという新制度が始まる予定。それまでの間は、親のNISAで子どもの分も積み立てておくか、通常の証券口座で運用する方法がある。
Q. S&P500一本でいいですか? A. ぼくはそうしている。世界経済の中心であるアメリカ市場に集中投資するシンプルな方法で、長期で見た実績も高い。ただ投資は自己責任なので、気になる人はFPに相談するのが一番。
家計ごと整理したいなら、次の2本が入りやすいです。
ぼく自身が使っているのは楽天証券です。楽天証券でNISA口座を開設する(PR)からも申し込めます。
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