学歴コンプレックスの治し方は起業の勉強だった

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「学歴コンプレックスの治し方」で検索すると、資格を取る、難関大学に入り直す、仕事で結果を出す、といった方法がたくさん出てきます。

正直に言うと、ぼくはそのどれもやっていません。

40代になった今も、学歴コンプレックスは消えていません。

でも1つだけ、はっきり「これが効いた」と言えるものがあります。それは起業したときに勉強した、経営の数字でした。

この記事では、資格でも学び直しでもない、ぼくなりの学歴コンプレックスとの付き合い方を、正直に書きます。


正直に言うと、今も消えていません

先に言っておきます。

この記事は「学歴コンプレックスを克服した話」ではありません。

大学に行かなかった後悔にも書きましたが、会話についていけなかった実感や、比べられた記憶は、40代になった今でもふとよみがえります。

治ったわけではないんです。

ただ、その気持ちを持て余したまま何もしなかったわけでもありません。あるとき、埋め合わせる場所を見つけました。


唯一効いたのは、起業で学んだ経営の勉強でした

きっかけは起業したことでした。

会社を経営するとなると、待ったなしで数字と向き合うことになります。

KPI、LTV。

恥ずかしながら、それまで聞いたこともない言葉ばかりでした。

学生時代の勉強とは違って、逃げ場がありません。わからないままだと、自分の会社の数字が読めないんです。

経営の数字をメモしながら勉強するひろと

KPIって何の略だっけ、から始めました。

必死に調べて、覚えて、実際の数字に当てはめて。この経験が、今でもぼくの中の基礎になっています。

実際に人から相談される場面もありました。友人が店を出すことになり、宣伝方法を聞かれたことがあります。

ぼくは「まず無料でできるものを全部やった方がいい。インスタ、Threads、X、LINE公式。そのあとにお金がかかるチラシやのぼりに進む」と答えました。友人は素直に驚いていました。

学生時代のぼくなら、こんな相談をされることも、こんな答えを出せることも、想像できませんでした。

資格を取ったわけでも、大学に入り直したわけでもありません。必要に迫られて叩き込んだ経営の知識が、結果的に一番効いていました。


学生の時に勉強しなかったから、逆に入ってきたという皮肉

ここで1つ、自分でも笑ってしまう気づきがありました。

学生の頃、ぼくはまともに勉強していません。だから起業したときの脳みそは、勉強という行為に対してほぼ真っ白な状態でした。

変な言い方をすると、リソースが空いていたんです。

学生時代にみっちり勉強していたら、逆に「また勉強か」と身構えていたかもしれません。何も詰まっていなかったから、素直に入ってきた。

学歴コンプレックスの原因になった「勉強してこなかったこと」が、まさかその後の学びやすさにつながるとは思いませんでした。


起業の勉強で学んだ「数字で考える視点」が、今の家計管理にも活きている

この経営の勉強は、会社の中だけでは終わりませんでした。

KPIやLTVのように、感覚ではなく数字で状況を把握するという視点が、いつのまにか家計の見方にも移っていました。

学歴コンプレックスから経営の勉強、そして家計管理への流れ図。学歴コンプレックス(効かなかったもの:資格・学び直し)から、起業のKPI・LTVの勉強(効いたもの)を経て、家計管理・FIRE進捗を数字で追う視点につながる矢印

家計簿をつけるときも、なんとなくの感覚ではなく、割合や推移で見る癖がついています。FIRE進捗を公開している記事で達成率や伸び率を追っているのも、根っこは同じ数字への向き合い方です。

家計の数字を確認して小さくガッツポーズするひろと

学歴コンプレックスが、まさか家計管理の武器になるとは。

学歴コンプレックスをきっかけに勉強したことが、こんなところで生きてくるとは、当時は想像もしていませんでした。


「治す」のではなく、「埋め合わせる場所」を見つける

学歴コンプレックスは、多分このままずっと消えません。

でも、消すことにこだわらなくてもいいと今は思っています。

大事なのは、その気持ちを埋め合わせる場所を、自分の外に1つ持っておくことでした。ぼくの場合はそれが起業の勉強で、たまたま家計管理にもつながりました。

資格でも、仕事でも、趣味でも構わないと思います。「治す」ではなく「埋め合わせる」と考えると、少し肩の力が抜けます。

ここまで書いたのは、ぼく個人の体験と調べたことをもとにした話です。

まとめ:消えなくても、埋め合わせる場所はある

  • 学歴コンプレックスは40代になった今も消えていない
  • 唯一効いたのは資格でも学び直しでもなく、起業で学んだ経営の数字(KPI・LTV)だった
  • 学生時代に勉強しなかったからこそ、逆に知識が入ってきたという皮肉もあった
  • その「数字で考える視点」は、今の家計管理・FIRE進捗の見方にも活きている

今日できることを1つ挙げるなら、これです。

知らない言葉が出てきたときに、そのままにせず1つだけ調べてみる。

ぼくの場合、それがKPIという言葉でした。「治す」対象を探すより、まず目の前の1つを埋めることから始めてみてください。

ぼくの場合の埋め合わせ先が気になる方は、大学に行かなかった後悔もあわせてどうぞ。

ひろと

ひろと

40代・千葉在住のシングルファーザー。5歳で母を亡くし、父子家庭で育ちました。今は息子と2人です。
「息子には、選択肢の多い人生を。」その思いから、貯める → 増やす「お金の順番」を実践しています。

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